プロテインは“肝臓”に悪い!? この噂の真相とは

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プロテインは“肝臓”に悪い!? この噂の真相とは

筋トレの効率をアップさせ、筋肉増量をサポートしてくれるプロテイン。
最近では種類も増え、味がついて飲みやすくなっているものや、より強力な効果を持つものもあり、ラインナップはさまざまです。

トレーニーの心強い相棒ともいえるアイテムですが、巷では「プロテインは肝臓に悪い」という噂を耳にすることもあります。
プロテイン愛用者にとっては、気にせざるを得ないこの噂。本当に肝臓への負担はあるのでしょうか。
今回は、プロテインと肝臓の関係についてご紹介します。

“プロテイン”と“肝臓”の関係性とは?

人体の中で最も大きな器官である肝臓には、たくさんの役割があります。

その1つが、「摂取したタンパク質を体内で使える形に整える」こと。
肝臓は、タンパク質を分解する働きと並行して、有害物質を無毒化したり胆汁を作ったり、エネルギーを貯蔵したりと、さまざまな働きを続けているのです。
そんな大忙しの肝臓に、プロテイン摂取によるタンパク質が過剰に送り込まれてしまうと、肝臓がタンパク質を分解する働きが追いつかず、鈍くなってしまうこともあります。

つまり、プロテインを飲み過ぎると、常にフル稼働の臓器に過剰な負担をかけてしまうこともあるのです。

プロテインの摂取量は適切に!

「プロテインは肝臓に悪い」という噂ですが、これはあくまでタンパク質を取りすぎてしまった場合の話。
一般的には、1日に必要なタンパク質の量は、体重1kgあたり1.08g〜2g程度、体重60kgの方では65g〜120gといわれています。

バランスのよい食事をしていれば、1日に70g程度のタンパク質が摂取できるため、これに加えてプロテインを摂取するときには、きちんと計算をすることが大切です。
プロテインの摂取量を適量にキープしていれば、肝臓は普段通りの働きを続けてくれます。

プロテインを摂取するときに気をつけたいこと

タンパク質はたくさん摂取すればするほど筋肉がつくというものではなく、摂取しすぎると肝臓に負担がかかることがある上に、脂肪として蓄積されたりしてしまうこともあるため注意が必要です。
せっかく筋トレをしてプロテインを摂取していても、体調を崩したりかえって脂肪がついたりするのは悲しいですよね。

とくに、肝機能障害や腎機能障害がある方は、タンパク質の過剰摂取には十分気をつける必要があります。
プロテインの過剰摂取で肝臓に負担がかからないよう、適量を心掛けましょう。

プロテインを摂取するときに気をつけたいこと

「自分は健康だからたくさんプロテインを飲んでもOK」「早く筋肉をつけたいからプロテインは多めに」という考えの方もいますが、やはり何事も適量を守ることが大切です。
大切な肝臓を守るためにも、プロテインの摂取量はきちんと守るようにしましょう。

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