ボディビルダーが取るべき脂質

脂質は三大栄養素の中で最もカロリー量が高い栄養素

1gで4キロカロリーを作り出すタンパク質や炭水化物に比べると、脂質は同じ1gでも9キロカロリーを生み出します。

一気に体重を増やすと体脂肪の増加につながるため、その点を懸念する人はたくさんの脂質を食べることは不要ですが、それでもバルクアップの時期には、高カロリー食である脂質をうまく選択して食事の中に組み合わせることが勧められます。

もちろん、脂質であれば何でもいいというのではありません。
ボディビルダーが食べる脂質はしっかり選択することが必要です。
たとえばオメガ3脂肪酸をたっぷり含む脂質などは理想であり、食材としてはマカデミアンナッツ、あるいはそのオイル、ココナッツオイルなどを調理に使うと有効です。

また、サプリメントを利用したい場合は、オメガ3やフィッシュオイルのサプリメントなどがあるので便便利です。
サプリメントなら摂取量が過剰になることはないし、体の代謝を高める程度に最小限の脂質をうまく取り込むことができます。

調理の際はココナッツオイル、オリーブ油、マカデミアンナッツオイルを利用しましょう。
これらのオイルは構造が安定していて、調理の過程でも変性が起きにくいのが特長です。
さらに、これらのオイルは香りがいいので、味気ない食事でもおいしく食べることができます。

バターを食べたいという人は、一般的なバターは避けて、ギーと呼ばれるバターを選択しましょう。
ギーはインド料理などでよく使われている澄ましバターであり、製造過程で水分、糖分 タンパク質などが除かれるので腐敗しにくく、加熱するにしたがって香ばしい香りが出てきます。

脂質の摂取量を厳密に管理しようとするなら、これは正直かなり難しいです。
なぜなら、卵の黄身にも肉にも脂質は含まれているからです。
しかし それらの食材に含まれる脂質にづいて過剰に反応してしまう必要はありません。
バルクアップ期は適量の脂質が必要なので、脂質を少量食べただけで体脂肪が著しく増加しまうなどと考えないようにしてください。

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